ABOUT

西原の街に溶け込み、
長く愛される未来の老舗を目指して。

KON は、パリと東京に拠点をもち、西原にアトリエ「maison des perles」を構え、
多岐に渡る活動を続ける刺繍作家・小林モー子が、旅先などで得た美味しい食材や嬉しいおもてなしのように、
心地よい驚きと美味しい時間をお客様へお届けしたいとの思いから生まれたお店です。
古きものと新しさを調和させつくり出す日本とフランスで得た感性でしつらえた古民家の空間で、
熊本で出会った "こんにゃく寿司" と各地の旬の食材を用いた "季節のかき氷" を軸に、
スペシャリストたちの監修のもと、考案したオリジナルレシピでつくる厳選されたメニューをお届けします。


どこか懐かしさが漂うもの、
誰かの思いがたくさん詰まっているもの、
時間が紡いできたものに魅力を感じます。
毎年のように訪れる、熊本 小国(おぐに)で
知人がふるまってくれるこんにゃく寿司。

魚が獲れない、高知の山奥に伝わる郷土料理が、
いつのころからか山の中のもてなし料理として
小国に引き継がれたのだと言います。
誰かに喜んでもらうために作った
丁寧な時間と気持ちが伝わる、
どこかあたたかで懐かしく、
嬉しいキモチにさせてくれます。

縁あって、渋谷 西原で刺繍教室を開く私が、
前を通るたびに気になっていた商店街の中の古民家。
今まで頂いたご縁やおもてなしが、
この家で出きたらと、ささやかな夢が始まりました。
みなさまとそんな気持ちを
満ちあふれる場所になれますように
町と人とご縁のもとに。

小林モー子

Produce

小林 モー子
(刺繍作家・KON プロデューサー)

アパレルメーカーにてパタンナーとして勤務した後、2004 年に渡仏。
『Ecole Lesage broderie d'Art』にてオートクチュール刺繍の技術を学び、ディプロムを取得。パリ在住の画家・大月雄二郎氏とのコラボレーション作品の制作や、ウエディングドレスのアトリエで刺繍を担当するなどして7年間をパリで過ごす。
2010 年の帰国と同時にmaison des perlesを立ち上げ、アクセサリーブランド Môko Kobayashi をはじめ、オートクチュール刺繍教室の開校、企業広告や雑誌への作品提供など多岐にわたる刺繍活動を精力的に行う。その他、日本とフランスの二拠点で活動する小林の世界観やライフスタイルを体現できるギャラリーとしてパリ市内、ノートルダムをのぞむアパルトマンにて、宿泊や各種展示会スタジオ貸しなどに利用できる施設LifeStyle Galler-Parisを運営する。